消費税のインボイス制度が2023年10月1日から始まります。
インボイスとは、消費税法に定めれている方法に従って発行する請求書や領収書のことを指します。
難しそうに思われるかもしれませんが、インボイスは現在お使いの請求書とほとんど変わりはありません。
一番大きな違いは、インボイス発行事業者の登録番号を記す必要があることです。
インボイスに記載する登録番号は、税務署に申請することで発行してもらいます。
ただし、発行してもらうには消費税の課税事業者であることが要件となっています。
つまり、インボイスは消費税の課税事業者しか発行することができないのです。
裏を返すと、消費税の免税事業者は、免税事業者のままではインボイスを発行できないということになります。
インボイスを発行できない場合には、取引先との間で問題が生じる可能性があります。
問題が生じないように、どういった対策をする必要があるのかをインボイス制度が開始するまでに確認し、行動に移す必要があります。
この特集では、免税事業者や、免税事業者と課税事業者をいったりきたりしている方を対象に、インボイス制度について最低限知っておいていただきたいことを動画でご説明します。
全部で7つのパートに分けて、動画でご説明しております。
1つずつは、ほとんどが3~5分程度と短いです。
一番長くても11分程度なので、お時間のあるときにご覧ください。
スマートフォンでご覧になる場合は、画面を横にしたほうが見やすいです。
気になる項目については何度か動画をご覧いただき、疑問が残る場合にはメールやLINEでご連絡ください。
用語について
【免税事業者のインボイス】の解説においては、用語について次にように呼称しています。
矢印の左側が正式な名称です。
- 適格請求書 → インボイス
- 適格請求書発行事業者 → インボイス発行事業者

